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2017.11.15読み物
愛犬と暮らす住宅設計
愛犬と暮らす住宅設計
今回は愛犬が喜ぶ住宅設計についてご紹介したいと思います。犬の特性を活かした住宅設計が重要ですが、どのような特性があると思いますか?留意しておきたいポイントは足・腰に優しいかどうか、暑さ対策ができているかどうか、犬の大きさにあった専用スペースがあるかどうか。この3点がポイントになります。
①床材
床材をフローリングなどの滑りやすい床材にしてしまっては愛犬がツルツルと滑ってしまい怪我をしてしまいます。犬は普段から走り回りますので足や腰の負担になりますので滑りやすい床材は避けたいものです。それではどのような床材を使用するべきか2つご紹介します。1つ目はタイル床です。例え愛犬がお粗末をしてしまっても簡単に拭き取ることができます。2つ目はビニールクッションフロアです。こちらは汚れや傷がつきにくいという利点があります。他にもいくつか素材がありますが主にこの2つになってきます。
②階段
人と同じ高さで設計された階段だと愛犬の腰に負担がかかり、最悪ヘルニアになってしまうこともあります。段差を低く設計したり、階段の横にスロープをつくるなどの工夫が必要になってきます。
③愛犬専用スペース
住宅の中にも愛犬のスペースを作ってあげるのが好ましいです。来客や料理中など愛犬を放し飼いにしておくことが望ましくない場合は囲いのある愛犬専用スペースに入れてあげるなど臨機応変に対応できます。また、犬の寝床にもなり、隠れ家のようなものにもなるので愛犬も快適に過ごせます。犬種にあった大きさの専用スペースは大事です。
④暑さ対策
犬は体温の放出が苦手な動物です。そのため、愛犬が快適に暮らすためには暑さ対策が必須になります。住宅に設ける愛犬スペースを涼しい場所に設置したり、冷房使用した場合に冷気が留まりやすい場所に設置するなどの工夫が必要です。
⑤清潔
特に散歩から帰ってきたときの愛犬の足は汚れてしまっています。さっと愛犬の足の汚れを流せるように玄関や庭先に足の洗い場を設けてあげるようにしましょう。足の洗い場の確保が難しければお風呂に直接アプローチできるような住宅設計で解決できます。
以上いかがだったでしょうか。
愛犬と暮らすための工夫の一部をご紹介させていただきました。愛犬とともに快適に暮らすための住宅設計は重要です。